シミや黒ずみにアプローチをして、美肌に導く人気の美容治療である「レーザーフェイシャル」。
興味はあるけど、「レーザーフェイシャルってどれくらい痛いの?」「耐えられなかったらどうしよう…。」と悩んでいませんか?
初めてレーザー治療を受ける場合、「痛み」を想像しづらいので、不安に感じる人も多くいます。
本記事では、レーザーフェイシャルの痛みについて分かりやすく解説します。あわせて、痛みを緩和させる方法もご紹介するので、痛みへの恐怖心を払拭できるでしょう。
レーザーフェイシャルは、ゴムでパチンと弾かれたような軽い痛みを感じる人が多いです。
クリニックによっては麻酔や冷却機を採用しており、痛みを和らげられます。
痛みに敏感な人は、麻酔や冷却機を導入しているクリニックで施術を受けましょう。
レーザーフェイシャルの痛みは強い?|輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる
レーザーフェイシャルは、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる人が多くいます。
しかし、麻酔を使用するほど「強い痛み」が伴う美容治療ではありません。
また、レーザーフェイシャルは、冷却機で患部を冷やしながら施術をするクリニックもあります。
その場合、レーザーの照射と同時に冷却ガスで表皮を冷却し、皮膚のダメージを抑えられるため痛みを感じづらくなるでしょう。
なかには、「麻酔クリーム」や「麻酔テープ」による表面麻酔を採用しているクリニックもあります。
痛みに敏感な人は、次の2つの項目をチェックして、クリニックを選ぶと「痛みに耐えられないから途中でやめる」といった事態を避けられるでしょう。
痛みに配慮したクリニック
- 麻酔クリームや麻酔テープなどの表面麻酔を採用
- 表皮を冷却し、皮膚のダメージを抑えられる冷却機を導入
レーザーフェイシャルとフォトフェイシャルの違い|痛みが強いのはどっち?
ほかの美容治療に比べて、レーザーフェイシャルはどのくらい痛みが強いのでしょうか。
できれば、痛みを感じにくく、なおかつ効果的な美容治療を受けたいものです。
ここでは、レーザーフェイシャルによく似た美容治療である「フォトフェイシャル」と痛みや効果を比較しました。
痛みの強さや効果を見比べて、自分の求めるものとマッチしている美容治療を選びましょう。
レーザーフェイシャル | フォトフェイシャル | |
痛み | 輪ゴムでパチンと弾いたような痛み | 輪ゴムでパチンと弾いたような痛み |
適応 | 顔全体のくすみ、シミ、そばかす | 比較的に濃い限局したシミやそばかす |
治療回数 | 数回 | 1~2回 |
ダウンタイム | 治療部分にかさぶたができ、2~7日前後で剥がれ落ちる | 治療部分にかさぶたができ、2~7日前後で剥がれ落ちる |
副作用 | レーザー照射に伴う一時的な「炎症後色素沈着」が引き起る可能性がある | レーザー照射に伴う一時的な「炎症後色素沈着」が引き起る可能性がある |
見込める効果 |
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レーザーフェイシャルとフォトフェイシャルの大きな違いは、次の3つです。
- フォトフェイシャルの方が治療を受ける回数が少ない
- レーザーフェイシャルは全体的にアプローチできるが、フォトフェイシャルは限局した部分のみ
- フォトレーザーはフェイシャルレーザーで綺麗にならなかった濃いシミにも効果が見込める
つまり、「ここのシミだけ消したい」というように一箇所だけ消したい部分がある人は、フォトフェイシャルがおすすめです。
一方、顔全体のトーンアップや美白効果を求める人は、レーザーフェイシャルを受けると満足できるでしょう。
レーザーフェイシャルで顔全体をアプローチして、消えないシミやそばかすのみフォトフェイシャルで撃退するというように使い分ける人も多くいます。
レーザーフェイシャルのデメリット|「痛み」を含めた5つの欠点
ここでは、レーザーフェイシャルのデメリットを5つまとめました。
デメリットを知る前に、メリットについても簡潔に解説します。
アンケートサイト「ボイスノート」が実施した調査によると、レーザーフェイシャルを受けた67.9%の人が満足していることが分かりました。
さらに、同調査ではシフェイシャルレーザーのメリットとして、次のような意見が見受けられました。
レーザーフェイシャルのメリット
- 鏡を見るのが楽しくなった
- 一回でも効果を感じられた
- 肌が明るくなった
- メイクが楽になった
- 化粧品よりもコスパが良い
一方、次のようなデメリットを感じている人も一定数います。
レーザーフェイシャルのデメリット
- 施術中に痛みを感じる
- 隠れていたシミが表面に現れる
- 施術前後に念入りなスキンケアが必要
- 1回だけでは効果を実感しづらい
- 反応しづらいシミがある
メリットとデメリットをどちらも理解したうえで、レーザーフェイシャルを受けるか、検討すると施術後に後悔する確率が低くなります。
デメリット① 施術中に痛みを感じる
レーザーフェイシャルは、施術中に輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる人もいます。
痛みの感じ方には、個人差があるので、痛みに敏感な人にとっては「耐えがたい」と感じるかもしれません。
クリニックによっては、麻酔を使用し、痛みを緩和させられるので、麻酔の有無を確認しましょう。
デメリット② 隠れていたシミが表面に現れる
レーザーフェイシャルは、皮膚層にあるメラニン(黒ずみ)を表面へと浮かせる治療です。
そのため、施術後にシミや黒ずみが表面に現れることが、最大のデメリットだと言えるでしょう。
しかし表面に浮いてきたシミや黒ずみは、2〜7日ほどでかさぶたとなって剥がれます。
一時的にシミや黒ずみが濃くなってしまうので、施術後に数日、予定がないタイミングで受けると良いでしょう。
デメリット③ 施術前後に念入りなスキンケアが必要
フェイシャルレーザーの施術前後は、紫外線対策を徹底しなければなりません。
その理由は、レーザーフェイシャルのレーザーは、日焼けした肌には反応しづらいからです。
また、レーザーを照射した後は、肌が軽い火傷を負った状態ですので、紫外線の刺激で強いダメージを受けてしまいます。
「数日、紫外線から肌を守りながら生活しなければならない」ことを知ったうえで治療に踏み切りましょう。
デメリット④ 1回だけでは効果を実感しづらい
レーザーフェイシャルは、たった1回では効果を実感しづらいこともデメリットの1つです。
濃いシミやそばかすを1回の施術で目立たなくする効果は期待できません。
しかし、薄いシミや黒ずみ、くすみを薄くしたり、肌をトーンアップしたりする効果は見込めます。
レーザーフェイシャルは、基本的に回数を重ねて、少しずつ顔全体の黒ずみやシミを薄くしていくことができる美容治療ということを知っておきましょう。
デメリット⑤ 反応しづらいシミがある
レーザーフェイシャルのレーザーでは、反応しづらいシミが存在します。
反応しづらいシミの種類
- 薄すぎるシミ
- 濃すぎるシミ
シミによっては、回数を繰り返しても、薄くならない可能性があります。
その場合、別のレーザーや美容治療でアプローチをしましょう。
医師の技術力があれば、「これ以上薄くならない」と判断できるので、別のアプローチ方法に移行できます。
実力のある医師から施術を受けると、「いつまで経ってもシミが薄くならない」というような事態を避けられるでしょう。
このようにメリットだけでなく、デメリットもあるレーザーフェイシャルですが、どちらも特性として理解しておけば、施術後の後悔が起こりづらくなります。
レーザーフェイシャルを受ける前に、自分の求める効果に合っているのか、しっかり把握することで施術後のギャップを感じにくくなるでしょう。
レーザーフェイシャルに関するよくある質問
ここでは、レーザーフェイシャルに関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。
- Q1.レーザーフェイシャルは効果ないって本当?
- Q2.レーザーフェイシャルはやめると酷くなる?
気になる項目をチェックすることで、レーザーフェイシャルに関する疑問を解消できるでしょう。
Q1.レーザーフェイシャルは効果ないって本当?
A.レーザーフェイシャルは、シミやそばかす、ニキビにアプローチしたり、肌のキメを整えたりといった効果が見込めます。
しかし、ネットでは「レーザーフェイシャルは効果ない」といった声も散見されます。
口コミ調査をした結果、効果が得られない人は、次のような共通点があることが分かりました。
- 照射の間隔が空きすぎている
- 照射の頻度が少なすぎる
レーザーフェイシャルの効果を実感するなら、照射の間隔や頻度について医師と相談して進めることが大切です。
Q2.レーザーフェイシャルはやめると酷くなる?
A. 途中で治療をやめてしまっても「シミ」や「そばかす」「ニキビ」などの肌トラブルが酷くなることはありません。
レーザーフェイシャルを受けて、目立たなくなったシミやそばかすが元に戻ることはないのでご安心ください。
しかし、年齢を重ねるごとに肌トラブルが起こりやすくなります。
レーザーフェイシャルをやめたタイミングでシミやニキビが発症する可能性もあるでしょう。
痛みに配慮したクリニックでレーザーフェイシャルを受けよう
レーザーフェイシャルは、輪ゴムでパチンと弾かれたような痛みを感じます。
痛みの感じ方には、個人差があるので痛みに敏感な方は、事前に医師やスタッフに相談しておきましょう。
クリニックによっては、冷却機や麻酔を使用して痛みを緩和させられます。
痛みに配慮した治療を行っているクリニックを選び、理想の美肌を手に入れましょう。